団塊の世代の老後実態！年金制度と現実生活を徹底解説 2023 8/24 WealthTalk最新ニュース 2023年8月28日 URLをコピーする URLをコピーしました！ 今回は、団塊の世代に人たちの老後生活の実態について解説します。このチャンネルをご覧の方々の中にも、公的年金制度が厳しい世間で騒がれているけれど、私たちの老後は大丈夫なのかと心配している人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、2025年に75歳を迎える団塊の世代の老後生活の現状、年金と仕事について、公認会計士がわかりやすく解説いたします。ぜひ最後までご視聴ください。 目次記事の内容を動画でチェック！ </noscript><iframe width="100%" height="500" data-src="https://www.youtube.com/embed/hdLnXpGZYsQ?si=t5Gp7f7yL_AORj7q" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen class="lazyload" > 団塊世代の悲惨な老後 相談者 団塊の世代の方々が、数年後には75歳になると聞きました。インフレも進んでいて、少子高齢化時代、75歳になった高齢者の方々が、幸せな老後生活を送ることはできるのでしょうか。 岸田先生 そうだね。今回は、団塊の世代の意外な老後生活を、彼らが50代の時点で描いていた理想像とともに紹介しようか。まずは、団塊の世代とはどの世代のことを指すのか、知っているかな？ 相談者 はい、団塊の世代とは1947年から1949年に生まれた人々のことですよね。戦後の第一次ベビーブームの時期に生まれた方々です。 岸田先生 その通りだね。団塊の世代は、ベビーブームにより人口が急増した戦後の高度経済成長に生まれ、昭和のバブル期を経験し、平成不況も経験した世代です。 相談者 団塊の世代の方々はさまざまな時代の変遷を経験されてきたんですね。 岸田先生 そうです。しかし、2025年問題という言葉はご存知ですか？ 相談者 知りません。2025年問題とは具体的にはどのような問題なのでしょうか？ 岸田先生 2025年問題は、2025年に多くの団塊の世代が75歳を迎えることにより、社会保障費の増大が懸念される問題です。超高齢化社会となり、社会保障制度の破綻が心配されているのです。 相談者 そうなんですね。団塊の世代が医療や介護を必要とする立場になることで、社会保障制度に負担がかかるわけですね。 岸田先生 その一方で、団塊の世代の初任給や平均年収なども興味深いです。例えば、団塊の世代の大卒の初任給は、現在の価値に換算すると14万から16万円程度でした。それでもバブル景気の頃は華やかな生活を送っていたようです。もはや歴史の教科書で紹介されるような時代で、札をヒラヒラとさせてタクシーを止める姿は、いまや笑い話になっています。 相談者 当時の初任給は、現在の初任給よりもかなり低かったんですね。それでも華やかな生活を送っていたということは驚きです。 岸田先生 その後、景気の波によって会社員の平均年収も上下しています。1990年には公定歩合の引き上げや湾岸戦争などにより株価が暴落し、会社員の平均年収も落ち込みました。現在の不況に至るまで緩やかな下落が続いています。 相談者 なるほど、景気の変動によって会社員の平均年収も上下するんですね。団塊の世代が後期高齢者となるこれから先、どのような生活が待っているのでしょうか。 岸田先生 その点、団塊の世代が50代で予想した老後の生活について教えてあげよう。団塊の世代はバブル景気を経験し、収入が上昇し続けてきた世代ですが、いざ老後資金を貯めようとした時には、初の給与減という状況に直面しました。 相談者 それは厳しいですね！ 岸田先生 厚生労働省が行った調査によると、当時の50代の男性は、92%が収入を得る仕事をしていて、そのうちの55%が正規雇用の従業員、20%が自営業者、7%が会社役員として働いていました。また、勤続年数に関しては、30%の人が一つの企業で20年以上勤務し、さらに16%が同じ分野の仕事に20年以上従事していました。つまり、団塊の世代の男性は、長期間同じ職場で働いてきたことが分かります。 相談者 そうなんですね。団塊の世代の方々は長い間、一つの職場で働いたり同じ仕事で経験を積んだりしてきたんですね。 岸田先生 そうです。団塊の世代の人々が50代の頃にはイメージしていた60歳から64歳の定年直後は、「仕事で収入を得る」と回答した人が66%でした。一方、65歳になって「公的年金を頼りたい」と考える人が69%と逆転していました。 相談者 なるほど、65歳以降は公的年金を頼るという人が多かったんですね。 岸田先生 その通りです。彼らが70～74歳になった現在の追跡調査では、約半数が「仕事をしている」と回答しているのです。正規雇用の従業員として働いている人は4％、パート・アルバイトとして働いている人が16％、自営業者は13.1％と、多く人たちが現役のままのようです。 相談者 そんなに大勢の人たちが働き続けているんですか。 岸田先生 しかし、彼らが仕事に対して前向きかといえば、そうとも言いきれません。「これから先も仕事を続けたいか」という質問に対して39％の人たちが「仕事をしたい」と回答しているものの、その理由の51％が「生活費を稼ぐために仕事をしなければならない」というものなのです。つまり、団塊の世代の多くの人たちが、年金だけで老後生活を送ることができない状況に陥っているといえるのです。 相談者 公的年金はどれくらいもらえるのでしょうか？ 岸田先生 厚生労働省によれば、70歳でもらえる平均的な厚生年金の金額は月額14万7千円なんだ。これでは生活費が足りないよね。これが老後生活の現状だということを、これから後期高齢者となる団塊の世代の人たちは教えてくれているんだよ。 相談者 なるほど、老後に備えて資産運用を行うことが重要なんですね。将来のために早めに行動する必要がありますね。 WealthTalk最新ニュース よかったらシェアしてね！ URLをコピーする URLをコピーしました！ URLをコピーしました！ コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。
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