インデックスファンドとは?低コストな分散投資でリスクを抑えよう【3話】

自分で資産を運用するなら『インデックスファンド』がおすすめです。

投資先を分散させるため株価変動のリスクが少なく、さらに手数料が安いです。

また投資の成績を上げるには手数料を下げることが重要なので、初めての方こそ気をつけて頂きたいと思います。

目次

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【前回の復習】損失を我慢できる金額から運用金額を決める

夫婦

岸田先生からの説明によれば、我慢できるリスクの大きさを決めると運用する金額が決まる』とのことでした。
それでは、どのような金融商品を選択すればよいのでしょうか?

前回の話を読んでいない人はコチラ

手数料の安い金融商品を購入しよう!

夫婦

我慢できる損失の大きさによって運用すべき金額が決まるということは理解できました。
それでは、どのような金融商品を買えばよいのでしょうか?
証券会社にお勧めされたファンド・ラップはどうでしょうか?

岸田先生

絶対にダメです。
ファンド・ラップは史上最低の商品です。
手数料の高いボッタクリ商品ですよ

夫婦

えー、そうなんですかー?
それならば、結局何がいいのですか?

【インデックスファンド】多数の株式に分散投資でリスクを減らす!

岸田先生

それはね、インデックス・ファンドだ!

夫婦

それは、どのような商品ですか?

岸田先生

君はラーメン食べるよね?
トッピングの具を全部のせてしまう『全部のせ』ラーメンは食べたことあるかな?

夫婦

はい、ありますよ。

岸田先生

インデックス・ファンドは、株式の「全部のせ」なんだよ。
証券会社で売買されているすべての株式を集めて作った投資信託なんだ。
公認会計士である私が唯一お勧めできるのは、ファンド・ラップではなくて、インデックス・ファンドなんだよ

夫婦

えー、全部の株式ですか?
ガーファみたいな優良企業の株式だけを厳選したほうがいいのではないですか?

岸田先生

ここは専門家やプロに色々な意見が出てくるだろうけど、一つだけ真実を伝えておくと、『できるだけ幅広く株式を持つほうがいい』っていうことなんだ。
これによって、価格変動するリスクを減らすことができるんだね。

インデックスファンドの運用コストが安い理由とは?

夫婦

へぇ、そうなんですね。
しかし、全部を集めるとなると、商品を作るのが大変でしょうね。

岸田先生

いや、逆なんだよ。
「全部のせラーメン」だと、お店で出している具材を、何も考えずにすべて乗せればいいよね。
それなら新人アルバイトの学生さんでも作れるでしょ。
それと同じで、インデックス・ファンドの運用の費用はとても安いんだよ

夫婦

投資信託って、運用するのに費用がかかるんですね。

【信託報酬】投資信託にかかる手数料のこと

岸田先生

そうだね、預けている金額から、年に何%といった計算で、費用が差し引かれることになるね。
これを『信託報酬』って言うんだ

夫婦

なるほど、管理手数料みたいな感じですね!

岸田先生

インデックス・ファンドの費用は年に0.1%や0.2%くらいで、安いんだよ。
100万円を運用しても、年間に取られるのは千円や2千円。
アクティブ・ファンドを買うと、年に1%や2%も取られるから、10倍も違うんだよ

アクティブファンドとは?(イメージ)

夫婦

アクティブ・ファンドって何ですか?

岸田先生

アクティブ・ファンドというのは、一流シェフが作った最高級のトッピングを乗せたラーメンだよ。
高級な伊勢海老が乗ってるみたいな。

夫婦

えー、私は魚介類が嫌いなんですが。
それに、そんな高そうなラーメン、私には高くて注文できないですよ。

岸田先生

そうだね、一流シェフが作ったからと言って、美味しいとはかぎらないよね。
値段も高くなるし。
だから、アクティブ・ファンドは良い商品だとは言えないんだ。

アクティブファンドについては次の記事で紹介しています。

Coming soon……

銀行や証券会社がインデックスファンドを提案しない理由

夫婦

そういえば、私が証券会社で相談したとき、インデックス・ファンドは1本も提案してくれませんでした。
なぜでしょうか?

岸田先生

費用が安いってことは、彼らが売っても儲からないってことだよね。
そんな商品を売りたいとは思わないのは当然でしょう。

夫婦

えーーー!?

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