【初心者向け】安全な資産運用には必須!運用リスクの決め方とは?【2話】

「自分で資産運用したほうが良い」と言われても、損をするリスクはとても不安で怖いものです。

そこでまずは、資産運用のリスクと儲けについて学びましょう。

リスクについて理解できれば、自分が許容できるリスクの範囲で利益を出すことができるようになります。

目次

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【前回の復習】資産運用の初心者がハマりがちな罠を避ける

夫婦

「お金の専門家」の岸田先生から、
・初心者向けの金融商品なんて存在していない
・銀行や証券会社の提案に乗らないほうがいい

を教えてもらいました。
それならば、いったい私はどうやって資産運用すればよいのでしょうか?

前回の話を読んでいない人はコチラ

資産運用のリスク(=資産が減っても我慢できる金額)

夫婦

岸田先生、資産運用にはリスクが伴うって言われていますが、リスクについて教えてください!

岸田先生

資産運用で『リスク』というのは、どこまで資産を減らすことを許せるかということだね。
絶対に減らしたくないのか、ある程度減ってしまうことも許せるのか、リスクの大きさを事前に決めておくことが重要だね。

夫婦

私は自分のお金は絶対に減らしたくないです。
それで、毎年5%くらいは増やしていきたいですね。
そんな商品ありますか?

岸田先生

そんな商品は無いね。
売られていても、詐欺かインチキ商品だね。

夫婦

えーっ!そうなんですか!

岸田先生

5%の利回りだと、それなりにリスクはあるんだよ。

リスクは少ないけど儲けも少ない商品とは?

夫婦

でもお金が減るは嫌ですね。

岸田先生

選択肢は2つあるね。
一つは、損するリスクを承知で高い利回りが期待できるような商品。
もう一つは、損はしないけれどちょっとだけ儲かる商品だ。

夫婦

私は、儲けは少しだけでもいいので、絶対に損するのは嫌です!

岸田先生

それならば、個人向け国債・変動金利型10年満期がいいよ。

夫婦

でも、財務省の官僚が『国家財政が破綻する』とか言ってますよ。
破綻したら、国債は紙くずになるんじゃないですか ?

岸田先生

そんな話は、まともに信じないほうがいいよ。
では聞くけれど、
・日本という国家が破綻する可能性
・大手都市銀行が倒産する可能性
どちらが高いと思いますか?

夫婦

それは、銀行の倒産ではないですか?
過去に倒産した銀行ってありましたよね。

岸田先生

そうそう、国債は銀行預金より安全なんだよ。
しかも、最低金利が0.05%に設定されていて、銀行預金の金利よりも5倍くらい高いんだ。
だから、個人向け国債・変動金利型10年満期がオススメなんだよ。

損失が出ても我慢できる金額を決めよう

夫婦

そうなんですね!
でも、0.05%だと100万円を運用した利益はたったの500円ですよね……
もっと儲かる商品は無いですか?

岸田先生

それでは、リスクを承知で利回り5%の商品についても考えてみましょうか。
ここで質問だけど、君は資産運用でいくらまでならば損失を我慢できるかな?

夫婦

うーん、いま貯金が300万円あるので、その半分の150万円くらいでしょうか?

岸田先生

利回り5%の金融商品って、こんなイメージなんだよ。
100万円を運用したとして、儲かるときは1年間で40%くらい上がる。
損するときは1年間で30%くらい下がる。
それで平均してみると、5%くらい上がっている、つまり平均すると5万円くらいは儲かっているという感じだね。

夫婦

30%くらいの損失ならば、我慢できそうです。

利益を増やすために取るべきリスク許容度を計算しよう

岸田先生

そこで、この30%の損失から逆算してみよう。
君が我慢できる最大の損失150万円が全体の30%だったとすると、逆算してみれば、500万円まで運用することを考えられそうだね。

夫婦

なるほど、最悪の状況を想定しておけば損失も怖くないってことですね。

岸田先生

そうだね、これをリスク許容度っていうんだ。
損失を我慢できる人もいれば、そうでない人もいるってことだね。

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